第二外国語の選び方は、「軸」さえ押さえればOK!東大新入生に向けて

投稿:

最終更新:

スペイン語

概要

スペイン語は、主にスペインで話されてる……とここまでのテンプレならなるのでしょうけど、残念ながらスペインよりも中南米で広く話されている言語です。

「スペイン」の名はもはやふさわしくないのかもしれません。「南米語」とでも名乗ったらどうでしょうか。

フランス語と同様に、使われている範囲の広さが特徴で、「実用性」を軸にするならとてもおすすめな言語です。

特にラテンアメリカ世界では絶対に必要な言語。

習得のしやすさも、東大で二外として選べる言語の中では簡単な部類に入ります。

語形変化とか少なめで、語順もわかりやすいからね。

二外として履修する学生たちを見ても、特に「こういう尖った人間が多い」っていうのもないので、「平均的」で「無難」な選択肢としては全然「アリ」でしょう。

強いていうならノリのいい人が多そうです。

(サークル内で履修者が見つからなかったので、『履修者の声』は省略させていただきます。申し訳ありません。)

イタリア語

概要

イタリア語は、イタリアはもちろんのこと、他にサンマリノやスイスの南部地域でも話されている言語です。

系統的には「ロマンス語派」(Romance Language)といい、フランス語、スペイン語などと共通点があります。

国際的に使える言語かと言われたらそうでもないですし、話者も少ないし、万人に受ける言語ではないかもしれません。

しかし、イタリアには古代のギリシャ人やローマ人の都市から連綿と続く歴史と文化があり、食べ物も美味しく(これ大事)、サッカーなどスポーツも盛んで、興味を持つ人は興味を持つ国であることは間違いありません。

そのような点を踏まえ、興味がある人はぜひ履修してみてください。

履修者の声

イタリア語の魅力は何といってもイタリア文化そのものにあると言っていいでしょう。

イタリアといえば芸術、ファッション、料理、建築などで言わずと知れた大国です。

また古代ギリシャ・ローマ時代から続く非常に長く興味深い歴史を持つ国でもあります。

太陽が照り付け青い海が広がる地中海、豪華な大聖堂、石造りの中世からの街並み、コロッセオやパンテオン、ポンペイなどの古代遺跡、美味しいパスタやピザ、ワインを想像してみてください。あなたもイタリア語が勉強したくなってきたはずです!

イタリア語は他の二外の言語に比べ実用性に劣ると思われることも多いですが、イタリアの文化に惹かれた世界中の沢山の人が学んでいます。やはりそれだけ魅力的ということでしょう。絶対に損はしませんので、ぜひ学んでみてください。

イタリア語はフランス語やスペイン語と同じラテン語をルーツに持つロマンス語と呼ばれるグループの一つです。

イタリア語がある程度分かるようになれば他の言語も楽に習得できますし、ラテン語に関心があるなら学んでおくと何かと役に立つでしょう。

発音もシンプルで、英語と共通の語彙も沢山あるのでかなり馴染みやすいはずです。非常にリズミカルで、聞いていて心地よい、口に出しても楽しい言語です。

私は諸事情あってクラスが違うのですが、初修イタリア語のクラスは真面目過ぎず緩すぎず良い意味で平均的で、親しみやすい雰囲気という印象です。簡単と聞いたから、とか消去法などではなく、皆さん何らかの形でイタリアに興味がある人が多く、また音楽(音楽用語の多くはイタリア語です、piano/forte, crescendo/diminuendoなど)や芸術をやっている人もある程度います。サッカーファンなんかもいますね。

東大の二外の中では唯一TLP4(トライリンガルプログラム、二外を重点的に勉強します)が開講されていないのですが、イタリアに行く主題科目はあるので調べてみてください。

一つだけ残念なのは東大のイタリア語の教科書が無味乾燥なことで、イラスト・写真もなく文法説明も貧弱なので、参考書を用意してみるとよいと思います。

いずれにせよイタリア語学習に欠かせないのはイタリアへの愛です、なにせイタリアは「アモーレ(愛)の国」ですから。

少しでも関心のある方は、ぜひイタリア語を選択して楽しい旅路を歩んでみてください。L’Italia ti aspetta!

履修者の声

ロシア語

概要

ロシア語は、ロシアと、中央アジアの旧ソ連圏で広く話されている言語です。実は母語話者数が1億4000万人に達するかなり巨大な言語でもあります。5

ロシアという国はその歴史上、非常に多くの国を敵に回してきました。今もその影響は色濃く見られますが、それでもロシアという国が持つ文化などの価値に惹かれる人も多いです。

ただ、決して「普通」で「無難」な選択肢ではありません。

誰もが納得する「実用性」があるわけでもないし、言語自体も、文字から覚えないといけないし、発音複雑だし、語形変化も多いし、アクセントが不規則だし、正直かなり難易度が高いと思われます。

そのため、この言語を選ぶ学生は、割と癖の強い人が多いです。

特に理系ロシア語、略して「理ロシ」と呼ばれる東大生は、東大生の中でも変わった人たちだと認識されています。

履修者の声

ロシア語はこんな人におすすめ!

  • 語学好き
  • 今までと一味違う言語を学んでみたい
  • 英語に納得いってない

ロシア語は、第二外国語として履修できる言語として唯一、インド・ヨーロッパ語族の中でもスラヴ語派に属している。

今まで多くの方が英語を学んできたと思うが、ロシア語を勉強すると英語にも日本語にもない発音や文法にたくさん出会うことができる。そのため、語学で新鮮な気分を味わいたい人や、知らない言語を学ぶのが好きな人にはぜひおすすめしたい。

よく「ロシア語は難しそう」と言われるが、実際難しいところが色々ある。

まず、文字の面では「キリル文字」を新しく覚えることになる。普段使うラテン文字やギリシャ文字と似ているものも多く、使っているうちに慣れてくるだろうが、それでも難しいだろう。

発音の面も、なかなか聞いたことのない音を実際に言ったり聞き取ったりするのは難しい。

(ちなみに、わりと早い段階で授業に出てきた単語の中で個人的に特に「すげえ発音だな」と思った単語は、「ここで」という意味のздесь[zʲdʲesʲ](ズヂィェーシ)である。みなさんも聞いてみよう)

そして、おそらく最も困難なのは、ロシア語ではとにかく単語の変形が多いという点だろう。

例えば名詞と形容詞では、6つの格と「中性」を含めた3つの性、さらに単数・複数で語尾の形がそれぞれ異なる。

ただ、確かにしんどい部分は非常に多いが、逆にこれがロシア語の便利さであり、楽しさでもある。

ロシア語は、文法事項や単語を覚えるのにかなりの労力は要するので一概におすすめとは言わないでおくが、一度ハマれば興味深いことこの上ない言語だ。言語が好きだというみなさんはぜひ、選択肢に入れてみてほしい

ページ: 1 2 3 4

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です