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まえがき
こんにちは、Juni(ゆーに)です。
ついに東大入試の合格発表が終わりました。
ここまでの努力が報われた人、残念ながら今回は悔し涙を流した人、さまざまな人がいらっしゃると思います。
合格した人は、おめでとうございます。
しかし、東大入試はこれで終わりではありません。むしろ、これから……そう、3日以内に終わらせないといけない、地獄の「入学諸手続き」が待っています。
中でも大変なのは、「第二外国語」の選択。
3日で選べと言われても、言語とかよくわからないし、どうでもいいし…友達と話して選ぼうにも、友達いないし…なんていう人、多いと思います。
都会の超進学校でもなければ、東大に一緒に行く友達って全然いないのが普通ですからね。ちなみに筆者は、進学校出身なのに陰キャなので友達がいませんでした(情けない)
そんなあなたに……!
今日の語学愛好会ブログは、そんな新入生のお悩みを解決するため、二外選びの方針となるお役立ち情報を書いていこうと思います。
ぜひ見ていってくださいね!
ざっくりとシステムから説明
注意:システムはもしかしたら今後変わるかもしれないので、参考程度に。必ず自分の年の要項を確認してください。
東大で第二外国語として選べる言語は、今のところ7つあります。
フランス語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語、ロシア語、中国語、韓国朝鮮語の7つです。
「韓国朝鮮語」っていうのは多分、政治的な指摘を回避するためにこうぼやっとした表現にしたのでしょう。「韓国語」でも「朝鮮語」でもいろいろ言われそうですもんね。1
そして、「第一外国語」も選ぶことができます。第一外国語の選択肢は上の7つに英語を加えた8つ(外国人留学生は日本語も加えた9つ)で、選ぶ言語はすでに学習していて事前知識がある言語でないといけないみたいです。
フランス語やドイツ語を選んでる人は意外と見かけますね。
二外選びには「軸」を持とう
大学選びとか就活とかでもよく言われますが、二外選びにも選択の「軸」がとても大事です。
まず、理由はなんでもいいけど、特別学びたい言語がある、けど難しい言語だ、とか、先生が厳しいらしい、とか、将来役に立たないかもしれない、とか。そんな場合は、ぜひ、迷わずにその言語を選ぶことをおすすめします。
結局、好きで好きで、勉強のやる気が湧くような言語を選ぶのが一番です。
その他の余計な心配は、あまり気にしなくていいでしょう。
例えば、ロシア語気になるけど難しいらしいとか、こんな言語選ぶなんて陰キャしかいないでしょ、みたいな心配は気にしなくてOK。あと、韓国朝鮮語には成績が超渋い大鬼教員がいますが、K-PopやK-Drama大好きでどうしてもやりたい!っていう人も、大丈夫だと思います。
成績表を見て失神しない覚悟だけは決めておきましょう。
もちろん、「特にやりたい言語とかない」っていう人も多くいらっしゃると思います。例えば、「真面目な人が多いところがいい」とか、「バランスが取れてて楽な言語がいい」とか、「せっかく学ぶなら実用的な言語がいい」2とか、いろいろあると思います。
なんでもいいんです。なんでもいいから、その中から何か軸をひとつ決めておいてください。
「軸があっても、何を参考に選べばいいかわからない!」って?
そんな人のために、この記事があるんです。
ここから先は、実際にその言語をやってる人、授業を履修してる人たちの体験談も交えて、各言語がどんな特徴を持っていて、どういう人に向いているのか、解説していこうと思います。
ぜひ、読んで参考にしてください。
ちなみに、筆者の場合は
私は、ちょっと状況が特殊で、大学入学時にはある程度ドイツ語の知識があり、普通に話せる状態でした。
なので「ドイツ語を選んで楽々といい成績取ろうとは思わなかったの?」と聞かれることもあります。しかし、その考えは、全くありませんでした。なぜだろうね……
むしろ、当時の自分は「一番ドイツ語からかけ離れた言語」を選びたい、と考えていました。
これは、言語としてというのもそうですし、選ぶ人間のタイプが被らないのがいい、ということでもあります。
まず、言語自体の特徴ということで、「ヨーロッパ意外の言語がいいな」と思いました。この時点で中国語か韓国朝鮮語、ロシア語までならギリOKか、という雰囲気です。
クラスの雰囲気については、ドイツ語選ぶ人って真面目だけど地味な人が多いぽいだろうから、逆にちょっとほんわかした、ゆるめで明るい人が多い場所がいいな…と思いました。
この時点で「韓国朝鮮語」に分配があがりました。ロシア語なんてもう論外だもんね(失礼)
ドイツ語とロシア語に対する偏見については…すみません。
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