各言語の特徴を見ていこう!
フランス語
概要
フランス語は、主にフランスで話されているインド・ヨーロッパ語族の言語です。
そして、意識されることは少ないですが、実は、世界27カ国で公用語となっており、世界中で広く話されている言語の一つでもあります。3
例えばカナダのケベック州とか、太平洋のフランス領ポリネシア、インド洋のレユニオン、南米のフランス領ギアナ、西・中央アフリカ大陸の国々など、その範囲は英語圏並みに幅広いです。
「実用性」を軸に選ぶなら、実はかなりおすすめの言語です。
というのも、話者の数では中国語やロシア語の方が多いですが、これらの言語は話されている地域が狭く、ほぼ一つの固まった地域に集中しているため、「使える範囲の広さ」でいうと意外と限られてくるというのがあります。
また、政治的に不安定な地域でもあるので、せっかくビジネスで進出しても撤退しないといけなかったり、あくまで「実用性」という点に絞ると、先が読めないという点ではあまりおすすめできません。
また、中国語やロシア語に比べると(あくまで比べると、ね)英語に似てて簡単めな言語ではあるので、二外でかじったレベルでもそれなりに使えると思いますし、ステップアップもしやすいのではないでしょうか。
二外として選ぶ人たちの特徴も、比較的変な人とか、極端なオタクの人とかも少なく、とりあえず適当に二外を選んで「平均的な」東大ライフを送りたい人にはおすすめの言語です。
女子の割合も多めなので、男子だらけのクラスで孤立したくない人にもバッチリ。
履修者の声
フランス語は少し発音が大変ですが、非常に楽しい言語です!
フランス語の魅力はいろいろありますが、特に「様々な有名なフランス語の本を原語で読めるようになる」という点を紹介しようと思います。
進振りが大変で結局必修以外のフランス語科目を取ることができませんでしたが、たくさん開講されているので、どれかひとつでも取ってみると非常に良いと思います。この記事の趣旨からはズレますが、第3外国語としてフランス語を取るという選択肢もあります。
Sセメ終了時点でフランス語の本を読むのは、文構造への慣れ不足もあってなかなか難しいですが、Aセメが終わる頃にはだいぶ感覚がわかってきて、辞書引きながら時間をかければ結構なんでも訳せるようになると思います。(もちろん真面目に勉強していかないと後で少し苦労しますが…。)
私のクラスはたまたまAセメ早々に文法が全て終わり、フランス母語話者の子供向けの記事を毎週何人かが訳してきて説明するという授業でした。
またサークル活動の方でも、2Aにモンテーニュ『エセー』を輪読する自主ゼミに、3A(から今も)にデカルト『方法序説』を輪読する自主ゼミに参加しています。
文章自体難しかったり多少古風な言い方があったり文章が非常に長かったりで苦労はしていますが、4~5世紀前の文章にもかかわらず文法的には必修で習った範囲(+ 単純過去という現代の口語ではあまり使わない時制)で基本的に読めるので、読み進めるたびに感動があります。
もちろん文章自体非常に面白くて、原語で触れるからこそ感じられるニュアンスや文章の語調が(意外に?)結構あって楽しいです。
ドイツ語
概要
ドイツ語は、主にドイツ・オーストリア・スイスの4分の3くらいの地域と、その周辺で話されている言語です。
そして、EUで最も話者数が多い言語でもあります。
地域こそ固まっていて狭いですが、ドイツという経済的に大きな国で使われていて、話者数も多く、話せたら使える場面では非常に使える言語だと思います。
ただ、「実用的かも」と思って選んでみると、意外と全然使えない言語だったりもします。
ドイツ人って結構英語うまいから、英語でまあいけるもんね。
それと、これは東大のカリキュラムに特有の問題だと思いますが、教科書も先生も細かい(正直どうでもいい)文法までやりすぎて、難易度がかなり高くなっていると思います。
ドイツ語って、ネイティブが全然使わないマニアックな文法が日本の文法書だと普通に載ってたりするんですよね……
そんな日本人の真面目な性格とドイツ語のお堅めなイメージとの相性なのか(?)、ドイツ語を二外として選ぶ人は、よく言えば真面目、悪く言えばオタク気質な癖のある人間が多いと思います。
馴染めるか馴染めないか、よく考えた上で決めてみてください。
ちなみに習得難易度はこの7つの言語の中では普通くらいだと思います。
難しい文法が多いので「ウッ…」って感じるかもしれませんが、大丈夫です。実際にはあんま使いません。
履修者の声
ドイツ語は緩い先生もかなり多く、楽しく授業を進めてくれます。
独英の文法や単語を比べてみるのも面白いです。
ただし、語彙をつける訓練が少なかったりあまり使われない文法を細かく教えたりするので「役に立つ」を必修だけで目指すのは難しいかもしれません。
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